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職員インタビュー

第一回「利用者に声をかける事を惜しまない。」

蔵の町・川越 入所相談員 内藤 順弘さん

川村&内藤さん 記念すべき第一回は、私の所属する蔵の町・川越の相談員、内藤さんです。お互いに蔵の町・川越に異動してまだ日が浅いのですが、それ以前から面識があり、比較的話しやすい相手でしたので、無理を言ってお願いしましたが、二つ返事で快諾して頂きました。

東日本大震災のボランティアに行っていました

―では、始めさせていただきます。すいません、僕のわがままに付き合って頂いて。

(内藤さん:以下「内:」)いえ、全然。

―ではまず、川鶴グループに入職したのはいつですか。

内:入職したのは、東日本大震災のあった年。

―といいますと、2011年ですかね。

内:ええ、5年目です。(2011年)の10月です。実は、面接を受けたのが8月、入社したのが10月。その間に、東日本大震災のボランティアに行っていました。

―すごいですね。中々それは出来ないですよね。ボランティアまで行くというのは。

内:こういう施設の仕事をするにあたって、何かできたらなという事で、同じような仕事をしてきただけですよ。

―前々からボランティアには興味があったのですか。

内:興味はあったけど行動はなかったです。今回たまたま岩手に行ったのですが、岩手は僕が前仕事をしていた県でもあったので、何かお手伝いをと思って行ったのです。

―ではご出身は、東北の方ですか?

内:出身は埼玉ですけど母親の実家が岩手でした。

―なるほど。ボランティアは何日間位行っていたのですか。

内:行っていたのは約一週間位で、実質行動できたのは5日間位です。

―具体的にはどのような活動を…

内:まるっきり、介護さんのお手伝いです。お手伝いのお手伝いみたいな…(笑)

―(笑)やっぱり介護の方のボランティアだったのですね。

内:普通の、民家をどうのこうのっていうよりかは、人と接する方が良かったので、人と接したいという話をさせてもらって、行かせてもらいました。

―なるほど。その後、川鶴グループに入職。

内:そうです。

―最初はやはり蔵の町…

川村&内藤さん内:蔵の町に4ヵ月間で、その後ケアハイツ・川越に異動しました。1年と4ヵ月間位かな…
で、はつかりの里が出来る(新規OPEN)という事で、一番始めからやってみたいという気持ちがあって、当時のケアハイツの施設長に、直にお話をさせて頂きました。

―そのような経緯だったのですね。
蔵にいた時は、(現・蔵の町の)黒川施設長とは勿論、面識はあったのですね。

内:ええ、当時は相談員でした。あとは、(現・上野台の里)石原施設長もいましたし、鯨井の後藤施設長もいました。

―錚々たるメンバーですね。

内:ええ、錚々たるメンバーの中で、仕事をさせてもらいました。

―ええ…そして、(ケアハイツの後)はつかりに異動になった。はつかりでは4階ですよね。その時からユニットリーダーですか?

内:一番始めは実は、6階なんですよ、僕。

―そうだったのですか。

内:6階で、あの時成田さん(注:6階のユニットリーダー)と一緒にやらせて頂いて、1年いるかいないかで、4階に異動になりました。はつかりに異動になったときから、ユニットリーダーです。

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利用者に声をかける事を惜しまない

―ケアハイツの時は、多床室だったと思うのですが、多床室とユニットの違いはどんな感じですか。

内:多床室は、やっぱり利用者が周りの目を気にしながら生活をしているイメージがすごく強かった。老健の為に(頭が)クリアーな方が多かったので、その方々が隣の方の事を気にして、クレームとまではいかなくても、苦情・要望等で「隣の人がね…」という話が多かった。 蔵の町もそうですがユニットの介護といった時に、一人一人の利用者の生活がよく分かる・行動しやすい所があって、ユニットっていいなと思いましたね。

―そうですね。ただ、ユニットとなるとやはり一対一の介護になるので、ある程度高度な技術とかも必要になってきますよね。

内:うん。僕は基本的に、利用者とよくしゃべります。
いくら、認知症があろうが何だろうが、利用者に声をかける事を惜しまない。そこで、じゃあこの人はどんな事をしたいのか、というのをよく考えて、自分なりに行動をとる。そこで利用者が嫌だったら、どこかに変化があると思う。それを見逃さないように対応していく。僕のスタンスです。

―…そして、今年の4月から蔵の町の相談員という事になり

内:はい。

―相談員と現場では、まるっきり仕事が違うと思うのですが、相談員になってみて、ちょっとこういうのは大変だったとか…

内:今の段階でも大変ですけども、まず書類が多い。利用者は、話をしてくれますが、書類は話をしてくれない(笑)。

―そうですね(笑)。

内:そのつらさはあるかなと思います。あとは相談員って、やっぱり施設の中を全部見なきゃならないという意識が強いので、介護職員との会話、看護職員との会話、あとはもちろん事務。

―ええ…

内:みなさんと一緒にやらないと、本当に成り立たない所なのだな、とつくづく感じます。あまりベッドを埋めるというイメージよりかは、良い所であれば絶対ベッドは埋まる筈。そこを目指している。

―僕も内藤さんと身近に仕事をして感じるのは、他の職員に対しても、ご家族さんに対しても、親しみをもって親密に話をしているなあという印象がすごくあるのですが、普段からそういうのを心がけているというのを僕は常々感じていたのですけど。

内:(笑)

―はつかりと蔵の町は似ていると思うのですが、蔵の町の良さはどのような所ですか。

内:慌ただしさって、どこの施設でもあると思うのですが、蔵の町の利用者って、少し安心しているように思います。顔(表情)が違うように思います。それと家族がよく話をしてくれます。言いたいことをしゃべってくれるのはすごくありがたいかなと思います。

―ある程度(開設から)長いですからね。

かわむら&内藤さん内:歴史はあるのだなとすごく感じます。
あと、ふと思ったのは、亡くなった方の家族って、もう本当はご縁がない状態なのに、時たま電話をくれる。「こういったものがあるのですが、バザーで使えますか」など。 こういう事があるのって、すごい事だなって思う。それだけ亡くなった方に対してのケアが、出来ていたんだな、って。はつかりはまだ(歴史が)浅いので、違うのかなと思う。

―亡くなられてからも信頼をされていると。

内:中々難しい話だと思います。

―僕は蔵にきて(注:川村は今年1月まではつかりにいた)ちょっと驚いたのは、職員が若いですよね、蔵って。メリットもあるしデメリットもあると思いますけど…蔵は求人が集まりやすい関係もあるとは思うのですが、そのあたりはどう思いますか。

内:若い職員は、発想はあったりするのだが、それを行動に移してくれない弱さがある。別に上から押し付けている訳でもないし、こっちは聞きたいって言っているのだけれど、でもやっぱり行動に出ないんだよね。若い人の弱さを、僕達介護職の長い者が引っ張り上げていければいいかな。

―ええ、

内:若い人たちが前を向いてくれるかな、と思う。今はそこがすごく課題かなと思っています。

―でも、可能性はあるという事ですよね。

内:ある。発想的なものが違うかな。
それと、僕の介護の基本を教えてくれたのは大井川さん(注:5階のユニットリーダー)だからね。施設の中で(自分より)年上ってあまりいないじゃない。僕なんかより(年齢的には)全然下じゃない。でも抜けないよね。大井川さんは先輩だから。

―経験年数は長いですからね。

内:その辺の信頼感は強いかな。相談員になった理由の一つに、そこでケンカをしたい(という思いがあった)。

―(笑)そうなんですか…戦ってみたかったんですか。

内:うん。良くなる為のね。良くなる為のケンカはしていきたい。

―では最後に蔵の町のアピールを

内:(笑)蔵の町のアピールね…

―(笑)こんな施設だから来て下さいみたいな…

内:基本的に、皆さん気持ちがすごく優しい方々と思う。職員の。そこが、本当に頼りがいのあるような施設になりたいと思っているので、皆様が思えるような施設に変えていきたい。と思っています。

―本日は、いい話を聞かせて頂きありがとうございました。

内:(笑)いえいえ。

…第一回おわり(このインタビューは平成28年7月5日に行いました。)

…という訳で、何とか無事に第一回を終えることが出来ました。ちょっといかつい(失礼)外見ですが、実際はとても気さくな方で、とても助かりました。「話をすることを惜しまない」というフレーズがありましたが、それは僕に対しても、若い職員に対してもそうで、相談員という職務にとても適した方だなあと改めて思いました。

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